ウナギ輸入が最盛期 「土用の丑の日」控え 税関職員、検査に追われる 成田空港

輸入のピークを迎えているウナギを検査する税関職員=20日、成田空港
輸入のピークを迎えているウナギを検査する税関職員=20日、成田空港

 「土用の丑(うし)の日」を1週間後に控え、ウナギの輸入が最盛期を迎え、成田空港では20日、税関職員が中身を確認する検査業務に追われた。

 20日には、空港内の保税蔵置場に成田市の輸入業者「丸勝」が輸入した台湾産のウナギ約2トン(1匹200~250グラム)が到着。袋から大型トレイに移されたウナギを、東京税関成田支署の職員が検査した。

 同社は7月中に中国と台湾から1日2トン前後を目安に計50トン輸入し、お盆までに30トン追加する。シラスウナギの養殖が好調かつ新型コロナによる需要減少で、卸価格は昨年より2割安い1キロあたり3千~4千円。 同社では首都圏の卸売業者やうなぎ店への出荷が中心だが、今年はかば焼きを真空にした商品の取り扱いを始めた。西勝光治社長(72)は「高タンパク質でおいしいウナギを食べて暑い夏を乗り切ってほしい。今年は土用の丑の日だけに集中せず、店や自宅で楽しんで」と呼び掛けた。

 同支署によると、20年の成田空港でのウナギ輸入量は4484トンと全国の8割を占めた。21年1~5月は2137トンで、新型コロナの影響で大幅に落ち込んだ前年同期の1207トンから77%増加した。


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