発足1年、潜伏12人確保 “職人技”磨き着実成果 精鋭 県警見当たり捜査班

雑踏の中に身を潜め、行き交う人々に目を光らせる見当たり捜査員(中央)=昨年11月、千葉市内
雑踏の中に身を潜め、行き交う人々に目を光らせる見当たり捜査員(中央)=昨年11月、千葉市内

 人混みの中から指名手配犯を見つけ出す県警「見当たり捜査班」は発足から1年が過ぎた。これまでに逮捕した容疑者は12人。行き交う人々にひたすら目を光らせる地道な捜査は確実に成果を上げている。メンバーは警部補以下3人。2年目を迎えた少数精鋭の捜査班は“職人技”に磨きをかけ、雑踏に潜む逃亡犯を追い続けている。

 県警刑事総務課によると、この1年間に同班が見つけ出し逮捕したのは、窃盗や詐欺、強姦(ごうかん)、逮捕監禁容疑などで千葉や他県警から手配された男12人(4月19日時点)。

 窃盗容疑で手配された男(39)は5年7カ月にわたる逃亡生活の末、パチンコ店内で確保。先月25日には、身分を偽ってパスポートを取得した男(71)を船橋市内で取り押さえた。

 職に付かずギャンブルにはまるためか、パチンコ店や競馬場など遊技場での発見が多い。身を隠し続けてきた容疑者を確保する瞬間は細心の注意が必要で、3人が連携して逃走を許さない状況をつくり、声を掛ける。

 逃亡を続ける手配犯は全国で約1千人。同班の3人は本県と関係のある約300人の顔を記憶しているという。


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