テント内で男性3人死亡 カモ猟で山中宿泊か 千葉・いすみ

テント内で3人の遺体が見つかった山林の入り口付近=18日午後3時15分ごろ、いすみ市釈迦谷
テント内で3人の遺体が見つかった山林の入り口付近=18日午後3時15分ごろ、いすみ市釈迦谷
テント内で3人の遺体が見つかった山林の入り口=18日午後3時半ごろ、いすみ市釈迦谷
テント内で3人の遺体が見つかった山林の入り口=18日午後3時半ごろ、いすみ市釈迦谷

 18日午前8時すぎ、千葉県いすみ市釈迦谷の山林で、119番通報を受けて駆け付けた救急隊員が、テント内で心肺停止状態の50代~70代ぐらいの男性3人を見つけた。3人は現場で死亡が確認された。テント内には石油ストーブがあり、いすみ署は使用状況を調べている。3人はカモ猟のために山中で宿泊したとみられ、同署は身元を確認している。

 同署などによると、17日から3人と共に猟を行い、夜に3人を残して帰った別の男性が18日朝に再び訪れた際、テント内で3人が倒れているのを確認。近隣の住人を通じて119番通報した。現場はJR外房線浪花駅の北西約1キロ付近の山林内。

 遺体が見つかった山林近くに住む男性(79)は「17日の夕方にグループでカモ猟に来た。普段は夜10時すぎに帰るが、朝起きても軽トラックが2台止まっていたので不思議に思っていた」と説明した。

 グループは毎年冬に農業用のため池でカモを捕獲していたという。男性は「毎回テントを張っているのは見ていた。寒さをしのぐため中で暖を取っていたはず。まさかこんな事態になるとは」と驚いた様子だった。

 亡くなった男性の1人は、10年近く前から現場の山林でカモ猟をしていた。今季訪れたのは2回目で「市内で鳥インフルが発生したので、今年はもう来ないかなと思っていた。顔なじみなだけにショックは大きい」と語った。


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