84歳男性、山岳遭難か 君津・清和県民の森へ「散歩」

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捜索を終え戻ってきた日本救助犬協会のメンバー。奥の階段が「山の神」コースの入口=15日午後4時ごろ、君津市豊英

 14日午後3時15分ごろ、君津市内の老人ホームに入居する男性(84)が同市豊英の清和県民の森ハイキングコースに行って帰ってこないと、施設関係者から君津署に通報があった。署員らが同日と翌15日に男性を探したが、行方不明で、同署は山岳遭難とみてきょう16日も捜索を続ける。

 同署などによると、男性は14日午前9時半ごろ、同じ施設に入居する妻(79)に「清和県民の森にある山の神コースへ散歩に行く」と言い、1人で車で出掛けた。男性の車はコース入口近くの林道脇に止まっていた。

 同コースは、房総丘陵にある標高300メートル前後の山道で、全長約670メートル、片道の所要時間は約25分。男性は普段、近くにある別のコースを日帰りで散策していたが、同コースは初めてだったという。

 男性は身長156センチの中肉で、薄紺色のジャンパーに茶色のズボン、白のスニーカー、灰色のリュックサック姿で、スティックを持っていた。テントや寝袋など宿泊できる装備は用意していなかった。

 県警は15日、機動隊や消防など112人態勢でコース一帯を捜索。日本救助犬協会浦安チームも加わったが、犬が入れないような険しい崖もあり、反応はなかったという。