【新型コロナ詳報】千葉県内113人感染、過去最多 大学など3カ所でクラスター 県は危機感強調

 千葉県内で28日、113人の新型コロナウイルス感染が判明した。一日当たりの新規判明者は21日の109人を超えて過去最多となった。県は「感染拡大防止のための重要な局面」と危機感を強調し、改めて感染防止対策の徹底を呼び掛けている。

 千葉市は同日、東京情報大学(若葉区)の野球部に所属する10代男子学生5人の感染を発表。市は部内でクラスター(感染者集団)が発生したと認定した。5人は軽症。同部は校内の寮で共同生活を送っており、市は他の部員44人と寮で一緒に暮らすコーチ3人、寮の職員9人の計56人の検査を進めている。このうち数人が症状を訴えているという。市は寮や屋内練習場で感染が拡大したとみている。

 同市はまた、若葉区の特別養護老人ホーム「清和園」でも入所者ら計5人のクラスターが発生したと発表。80代の入所者男性の感染が分かり、これまでに判明した分と合わせ5人に増えた。男性は無症状。

 柏市は柏市豊四季台の認定こども園「くるみこども園」で計9人のクラスターが発生したと発表した。判明済みの40代女性保育士と女児2人に加え、新たに園児6人の感染が判明した。

 市保健所などによると、感染者の園児は複数のクラスにまたがっており、いずれも軽症か無症状。園は26日から休園している。園児253人と職員57人が在籍しており、これまでに計126人の検査を終えた。さらに検査を進める。

 また、看護師2人の感染が判明済みの市立柏病院でも新たに入院患者の80代男性と女性看護職員の感染が分かり、計4人に増えた。入院患者は看護師ら3人と接触があった。

 柏市は40代男性職員=東京都=と30代女性職員の感染を発表。市民や職員に濃厚接触者はおらず、通常通り業務を続ける。

 クラスターが発生している松戸市内のカラオケスナック「アポニー」でも新たに50代男性利用客2人の感染が分かり、同店での感染者は計14人となった。県は利用客の検査を進める。

 居住地別では、柏市が18人、松戸市が16人、船橋市が14人、千葉市が12人、我孫子市、市川市が各10人、流山市が7人、八千代市が5人、浦安市、市原市が各3人、野田市が2人。佐倉市、鎌ケ谷市、印西市、八街市、白井市、茂原市、大網白里市、酒々井町、多古町、長生村が各1人。県外が3人。


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