最後の観戦認めて 千葉県高校サッカー 20校保護者ら嘆願書提出

嘆願書について説明する岸野会長(左)ら=8日、千葉市中央区
嘆願書について説明する岸野会長(左)ら=8日、千葉市中央区

 県内高校サッカー部20校の保護者会は8日、第99回全国高校サッカー選手権大会の県大会決勝トーナメントで、保護者の観戦許可を求める嘆願書を県サッカー協会と県高体連に提出した。同大会は「原則無観客」が決定しており、動画配信なども予定されていない。

 敬愛学園高や暁星国際高の保護者らが中心となり、9月20日から呼び掛けを始め、約1週間で出場する30校中20校の嘆願書が集まった。保護者ら2475人が賛同したという。全国屈指の強豪校である流通経済大柏高や市立船橋高も含まれている。決勝トーナメントは17日から始まる。

 嘆願書には観戦時の(1)ソーシャルディスタンス確保(2)消毒実施(3)接触を伴う応援禁止(4)観戦者名簿作成-など、Jリーグや県のイベント開催制限ガイドラインに基づく感染症対策の徹底も明記した。

 代表として嘆願書を提出した暁星国際高サッカー部保護者会の岸野裕之会長は「3年生は最後の大会で保護者にも特別な思いがある。運営に最大限協力するので、試合を見届けられる方法はないか」と訴えた。

 県サッカー協会は「(保護者会の)意見をもとに高体連と協議し、適切で安心安全な試合運営に努めたい」とコメントした。


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