【新型コロナ詳報】千葉県で2人死亡、新たに32人感染 コロナ病棟の看護師も

 千葉県内で17日、新型コロナウイルスに感染した80代女性2人の死亡と、新たに32人の感染が判明した。県内の死者は58人、感染者の累計は2495人に増えた。少なくとも13人の感染経路が不明。16日は48人の感染が判明している。

 県疾病対策課によると、県内居住の80代女性は7月下旬に感染者の濃厚接触者となり、検査を行い検査で陽性。当初は無症状で病院に入院したが、徐々に症状が悪化した。今月上旬から酸素を投入し、15日に意識がもうろうとするようになり、16日の午前4時30分ごろに入院先の病院で死亡した。腎臓系の持病があった。県は遺族の意向として女性の居住地や、施設に入所していたかを明らかにしていない。

 船橋市も新型コロナに感染した同市居住の80代女性1人が16日に死亡したと発表した。市内の医療機関に入院し、酸素吸入を受けていた。同市内の死者は4人目。市は、個人の特定につながる恐れがあるとして、症状の経過などの詳細を明らかにしていない。

 居住自治体別では市川市、千葉市が各7人、船橋市、銚子市が各4人、習志野市、浦安市、松戸市が各2人、流山市、木更津市、鎌ケ谷市、東京都が1人。

 年代別では20代が9人、60代が6人、30代が7人、40代が5人、50代、10歳未満が各2人、10代が1人。

 県は18人分を発表。銚子市の60代女性は症状がやや重く、肺炎と診断されている。銚子市の男児と60代男女4人は共に感染判明済みの親族と接触。このうち3人は親族宅に集まっていたという。

 市川市の未就学男児、30代会社員女性、浦安市の10代アルバイト女性、市川市の60代無職女性は同居家族の感染が判明済み。市川市の20代女性会社員と浦安市の20代男子大学生は感染判明済みの友人と接触していた。

 松戸市の60代男性教員は松戸市立東部小学校に勤務。松戸市教委によると、夏休み中で校内に濃厚接触者はいない。

◆患者対応の看護師も 船橋市

 船橋市は、同市と鎌ケ谷市に住む20代~40代の男女5人の感染確認も発表した。いずれも軽症か無症状。このうち、船橋市の20代女性は同市立医療センターの看護師で、コロナ患者の専用病棟に勤務していた。

 同センターによると、女性看護師は防御服とフェースシールド、マスク、手袋を着用して勤務。発熱などの症状が出た14日以降は出勤しておらず、12~13日は夜勤だった。センター内に濃厚接触者はいないといい、同センターは消毒を実施した上で通常通り診療を続けている。

 同センターでは7月27日にも同病棟に勤務する20代と30代の女性看護師2人の感染が判明している。

 市が感染判明を発表した5人のうち、少なくとも3人の感染経路が不明。

◆千葉市は8人

 千葉市は市内などに居住の20代~60代の男女8人の感染を発表した。感染経路は少なくとも2人が不明。

 市によると、感染経路不明の2人のうち、20代女性保育士は14日に39度の発熱や関節痛などの症状が出た。13日まで都内の保育園に電車で通勤していた。

 40代自営業男性2人のうち1人は16日に38・3度の発熱や味覚障害などの症状が出た。もう1人は市外で感染が判明している患者と接触歴があった。

◆柏市は都内の40代女性

 柏市は17日、都内居住の40代の無職の女性の感染を発表した。15日に発熱やだるさがあり、同日市内の医療機関を受診し抗原検査で陽性が分かった。詳しい内容は千葉県が調査している。


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