5月限定!登録無料キャンペーン実施中
新型コロナウイルス情報

緊急事態宣言発効 「出勤変わらない」 県都の朝、不安の声 JR千葉駅

マスク姿で通勤する人たち=8日午前7時15分ごろ、千葉市中央区のJR千葉駅前
マスク姿で通勤する人たち=8日午前7時15分ごろ、千葉市中央区のJR千葉駅前

 新型コロナウイルスの感染拡大阻止へ、前例のない生活が始まった。政府の緊急事態宣言から一夜明けた8日朝のJR千葉駅(千葉市中央区)。マスク姿で足早に仕事場へと向かう県民からは「出勤するという働き方は変わらない」「通勤で多くの人と距離が近くなるのが怖い」と不安の声が上がる一方で、感染に備え危機意識を新たにする人もいた。

 千葉市まで電車通勤している佐倉市の女性会社員(49)は「もっと早くコロナの対応をしてほしかった」と不満を口にした。「通勤で多くの人と距離が近くなるのが怖い。職場では上司から『早く帰っていいよ』と言われるけど、やる気がないと思われるのも嫌でそうもできない」。

 「外出自粛よりも時間短縮の方がいいのでは」と指摘したのは、千葉市稲毛区の医療機関に勤務する女性(22)。「仕事や生活の都合などで自粛できない人もいる。いろんな行動パターンを考慮して対応してもらいたい」と話した。

 同市若葉区の職場までバスで通勤している20代の男性会社員=同市中央区=は「感染リスクを考えると、緊急事態宣言の発令は仕方ない」と理解を示す一方で「会社に出勤するという働き方は変わらない。先のことを考えると不安」と複雑な心境を吐露した。

 習志野市のパートの女性(70)はバスで通勤しているが、ウイルスの感染が拡大してからバス利用者が減っていると感じ「テレワークの人が増えていると思う。物資の供給が間に合っておらず、マスクがいまだに不足している」と困惑した様子で話した。

 千葉市若葉区の病院で働く男性(60)=同市美浜区=は、緊急事態宣言の発令時期は妥当だったと説明し「発令を受けて、一人一人が感染への危険意識を持って行動してもらえたら」と強調した。


  • LINEで送る