大量の漂着ごみ撤去 ノリの養殖作業に遅れ 富津岬

海岸沿いを埋めた大量の漂着ごみの撤去作業=24日午後2時半ごろ、富津市富津
海岸沿いを埋めた大量の漂着ごみの撤去作業=24日午後2時半ごろ、富津市富津

 台風19号通過後、富津市の富津岬一帯は被災地から流れ着いたとみられる大量の災害ごみであふれ、地元漁協や県による撤去作業が続いている。

 富津漁協によると、川崎沖で沈没した貨物船から流出した油の漂着に続き、13日午後には漁港の中から潮干狩り場、岬の先端まで漂流してきたごみでいっぱいになった。

 台風に備えノリ網の張り出しは控えていたため直接の被害はなかったが、養殖場に入ったごみを撤去しなければならず、網の張り出しは例年より5日ほど遅れて始まったという。

 組合員によるごみの撤去はほぼ連日行われ、延べ約750人が人海戦術で作業。県による作業も始まり、23日までに漁港内のごみは撤去された。

 海面の一部や砂浜は現在も大小の流木やアシ、プラスチックのバケツ、ペットボトル、生活用品などであふれている。引き続き海岸沿いで重機を使った作業が進行中。仮置き場に集めた後、処分される。


  • LINEで送る