住民の被災状況 市原市調査開始 停電長引き戸別訪問

被災の実情を把握するための戸別訪問に応じる住民=16日午後0時10分ごろ、市原市
被災の実情を把握するための戸別訪問に応じる住民=16日午後0時10分ごろ、市原市

 台風15号による被災状況を把握するため市原市は16日、停電が続く同市加茂支所管内で住民の戸別訪問を始めた。生活状態などを聞き取り、支援策に反映させるのが狙い。

 同支所管内の人口は2410世帯、約5千人。高齢化率が高い上、高齢者世帯も多い。停電の復旧が、一部地域で今月27日ごろまでかかるとみられることから、市は各家庭の実情把握と市の広報紙(号外)による情報発信を目的に訪問を始めた。

 通信障害が主な理由に訪問を採用した。職員90人が2人1組となり地域を分担。安否、電気、水道、通信、買い物などの状況について住民から聞き取るとともに、水や缶詰、カップ麺の食品も配布した。

 養老渓谷に近い戸面・夕木地区の会社員、鈴木源英さん(58)宅にも男女の職員が訪ね質問。鈴木さんは「食料や水があっても普通の生活ができないのでストレスがたまる。被災生活は3日が限界」と訴えた。


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