ボート遺体は全裸 千葉県警、殺人も視野に捜査 銚子遺棄

遺体が見つかったとみられるボートを調べる千葉県警の捜査員=15日午前10時半ごろ、銚子市
遺体が見つかったとみられるボートを調べる千葉県警の捜査員=15日午前10時半ごろ、銚子市

 銚子市潮見町の銚子マリーナに保管されていたプレジャーボート内から遺体が見つかった事件で、遺体には着衣がなく全裸の状態でブルーシートに包まれていたことが15日、県警への取材で分かった。県警は死体遺棄事件と断定して銚子署に特別捜査班を設置し、殺人容疑も視野に捜査している。

 特捜班によると、遺体は船室内にあった木箱(長さ約100センチ、幅・高さ約50センチ)の中から見つかった。腐敗が進み、死後かなりの時間が経過しているという。性別、年齢は不明だが、成人とみられる。特捜班は司法解剖して死因を調べるとともに、身元確認も急いでいる。

 船室は施錠されていたが、マリーナの職員が鍵を壊して室内に入った。木箱の鍵も掛かっていた。ボートは全長約6メートルで、マリーナ側とボートの所有者は約2年前から連絡が取れていないといい、1年ほど前に陸揚げされて、マリーナ内のヤードに保管されていた。

 14日午後1時25分ごろ、マリーナの職員が「長期間停泊している外国船舶の所有者と連絡が取れず、船内の木箱から異臭がする」と銚子署に通報していた。特捜班はボートの所有者の特定も急いでいる。

 マリーナに船を停泊している50代の男性は「あの場所は夜も出入りが可能な状況になっている。誰が来ても分からない」と話した。


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