ウガンダ人ら56人逮捕 車盗容疑5都県19億円被害 千葉県警

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盗難車かどうかヤードにある車を調べる県警捜査員=21日午前、四街道市大日
盗難車かどうかヤードにある車を調べる県警捜査員=21日午前、四街道市大日

 千葉県警などは21日、千葉県内で「ヤード」と呼ばれる車の解体場所を経営し、盗難車を買い取っていたウガンダ人らと、盗みの実行役の日本人計56人を窃盗容疑などで逮捕、自動車盗グループを一掃したと発表した。グループは、2007年4月から県内を中心に首都圏の5都県で約1600件の犯行に関与したとみられ、被害総額は約19億3千万円に上るという。

 県警捜査3課によると、ウガンダ人らは、アフリカに輸出するため、本国で需要のあるトヨタのワゴン車「ハイエース」やクレーン付きトラック「ユニック車」を盗むよう、日本人の実行犯グループに依頼。持ち込まれた盗難車を1台7万~40万円で買い取りヤードで解体、コンテナで輸出していた。

 ウガンダ人の中では、1995年ごろ来日した男(43)=盗品等有償譲り受けなどの罪で服役中=がリーダー格。仲間を自分のヤードで働かせては盗難車の買い取り、輸出方法などを指南。新たに県内でヤードを立ち上げる仲間もいたという。