部長級手当を過払い 香取市、13年間で98万円

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 香取市は28日、2007年4月~今年3月分の部長級職員36人の管理職手当で、計98万4823円の過払いがあったと発表した。管理職手当についての条例改正時に、事務処理で上限割合の数値を打ち間違えたミスが原因。市は6月定例議会に上限割合を正しい数値にし、07年4月にさかのぼって適用する条例案を提出する。

 市総務課によると、当時の職員課の男性課長が事務処理を担当。システムに条例の上限割合を給料月額の「100分の20」と入力すべきところを、06年度の給与規則で使われていた「100分の13」と打ち間違え、手当の上限額の月額6万4千円を超える事態が発生。これまで1人当たり月額14~3082円の過払いがあった。

 市立病院設置にあたり、市と香取市東庄町病院組合が職員給与をすり合わせる中で、数値の入力ミスと過払いが判明した。

 市は管理監督責任として、宇井成一市長の7月の給料を10%カットする条例案も6月定例議会に提出。再発防止策として、確認と点検作業の徹底や給与担当者研修の実施などを挙げた。市は「全職員に事務処理の厳格化を徹底し、適正な事務執行に努めていく」とコメントした。