集配貨物駐車で規制緩和 千葉県内初、幕張本郷駅前に2台分

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貨物車専用の駐車スペースに止められた車=千葉市花見川区のJR幕張本郷駅前(写真は一部加工)
貨物車専用の駐車スペースに止められた車=千葉市花見川区のJR幕張本郷駅前(写真は一部加工)

 荷物を集配するトラックなど貨物車の路上駐車規制を一定範囲で緩和するため、千葉県警は7日、JR幕張本郷駅前のバスロータリー付近を一部規制緩和して「貨物車専用駐車スペース」2台分を設置し、運用開始した。厳しい駐車禁止規制で、荷物を集配するスタッフの心理的・肉体的負担が増す中、集配の円滑作業を促す取り組み。県内では初の設置で、県警は「効果があれば、他の地区にも設置したい」としている。

 駐車規制を一部緩和しスペースを設置したのは、幕張本郷駅前のロータリーで「安全地帯」になっていた場所。貨物車が止められるよう縦6・5メートル、横2・5メートルを2区画確保した。駐車できるのは、集配作業が集中する午前9時~午後9時。

 設置直後に早速利用した60代の運送業の男性=千葉市若葉区=は「これまでは離れた場所に車を止め、荷物を台車に載せて移動していた。新設された駐車スペースは納品場所まで近く、助かる」と喜んだ。

 同駅前は、商業施設やビルなどが密集し駐車場所が少ない。駐車禁止違反とならないよう、集配する人と車に残る人の2人態勢にする運送業者もあり、作業効率が課題だった。

 駐車規制の緩和は、昨年2月の警察庁通達を受けた措置。トラック運転手らの働き方改革で、「直ちに取り組む施策」として挙げられていた。