通行人助言で被害防止 詐欺未遂容疑で男逮捕 千葉北署

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 千葉北署は6日までに、詐欺未遂の疑いで自称福岡市東区筥松3、無職、森真一容疑者(36)を逮捕し、同日送検した。容疑者に現金を渡そうとしていた女性(84)の行動を不審に思った通行人の女性が助言した上、スマートフォン(スマホ)で容疑者を撮影して逮捕につなげた。

 逮捕・送検容疑は4日、仲間と共謀して千葉市花見川区の女性宅に電話をかけ、「会社の金を使い込んでしまい金を用意しなくちゃいけない。100万円でいいよ」などとうそをつき、金をだまし取ろうとした疑い。容疑者は受け子役とみられる。

 同署によると、現金を用意した女性は、孫の同僚を名乗る容疑者に近くのコンビニ店で手渡すと約束。店に向かう途中ですれ違う通行人に、約束した相手かどうか確認しながら歩いていた。容疑者が名乗った偽名と同じ名字の通行人女性と偶然出会い、事情を話すと、実の孫に連絡するよう助言。電話したところ、詐欺だと発覚した。

 孫が110番通報し、同署員がコンビニ店に駆け付けたが、パトカーのサイレンに気付いて容疑者は逃走。通行人女性がスマホで写真を撮っており、近くの路上で容疑者を見つけた同署員が任意同行した。