女性は八街の75歳 容疑で37歳長男聴取 九十九里切断遺体

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 九十九里浜の約10キロの範囲で9~10月、切断された同一女性の胴体や頭部が相次いで見つかった事件で、千葉県警は16日、歯の治療痕などから女性は八街市八街ほ、山田容子さん(75)と特定、死体損壊・遺棄容疑で同居する山田さんの長男(37)を同日午前から事情聴取し、自宅を家宅捜索した。

 捜査関係者らによると、山田さんは9月下旬ごろから行方が分からなくなっていたが、長男は警察に届けていなかった。同じ時期、自宅から九十九里浜方面へ向かう長男の車が防犯カメラに写っていたという。

 遺体は大網白里市四天木の堀川河口で9月29日、釣り人が胴体を見つけ、10月2日は白子町と九十九里町の海岸でそれぞれ右脚と頭部が、同8日には同町の片貝漁港で左脚が見つかった。両脚は足首から先がなかった。

 司法解剖の結果、遺体は9月下旬ごろに死亡後、刃物のようなもので切断されたとみられる。切断面以外に目立った外傷はなく、死因は不明だった。県警は遺体の似顔絵を作成し、歯4本のインプラント治療痕などの情報を公開して捜査していた。