手配の幹部組員逮捕 松戸アパート連続発砲で

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松戸署に入る町田容疑者=19日午後0時5分ごろ
松戸署に入る町田容疑者=19日午後0時5分ごろ

 松戸市で昨年5~6月に相次いだ発砲事件で、松戸署捜査本部は19日、建造物損壊と銃刀法違反(発射、加重所持)の疑いで住所不定、指定暴力団稲川会系2次団体幹部組員、町田壮範容疑者(46)を逮捕した。昨年11月に全国指名手配していた。一連の事件の逮捕者は計23人になった。

 逮捕容疑は、稲川会系組長、小池正規被告(56)=組織犯罪処罰法違反などの罪で起訴=らと共謀し、同6月30日早朝、同市のアパート2カ所の玄関ドアに向け拳銃で発砲した疑い。

 同本部は認否を明らかにしていないが、計画の段階から実行まで関与したとみている。

 潜伏先の埼玉県熊谷市のアパートで身柄を確保した。組織の関与を含め、逃亡を手助けした者がいるとみて捜査する。捜査関係者によると、町田容疑者は逮捕された際に「指名手配されたことや総長、組長らが逮捕されたことは知っていたが、出頭するつもりはなかった」などと話したという。

 同本部は10日、共謀してアパート2カ所に発砲したとして稲川会系2次団体「田中一家」の総長、鈴木郁夫容疑者(73)=群馬県太田市=を建造物損壊などの容疑で逮捕。12日には昨年5月に松戸市内の国道6号で、ワゴン車に向けて発砲し車内にいた男性=当時(46)=にけがを負わせたとして、殺人未遂などの疑いで稲川会系2次団体「大草一家」の総長、秋田昇容疑者(69)=船橋市湊町3=ら4人を逮捕している。