懇親会で2回、女性の体触る 千葉県教委、主事を戒告

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 昨年と今年の2回にわたり、懇親会で同席した女性計2人の体を触るセクハラ行為をしたとして、千葉県教委は18日、南房総教育事務所(木更津市)の男性指導主事(53)を戒告の懲戒処分にした。指導主事は県教委の聴取に「2回とも酒に酔っていて覚えていないが、相手の女性に申し訳ない」と話しているという。指導主事職は教員を指導監督する立場。

 県教委によると、指導主事は今年5月26日夜、千葉市内の飲食店で開かれた職員有志の会合で、隣に座った他教育事務所の40代の女性指導主事の尻や太ももを、女性に制止されるまで服越しに4~5回触った。

 袖ケ浦市立中学校の教頭だった昨年3月ごろには、私的に参加していた地元の吹奏楽団の懇親会で、20代の女性団員の手を握ったり、太もも付近を触った。

 今年5月中旬、指導主事が楽団内でセクハラをしているとの匿名電話が県教委に寄せられ、調査を準備中に同月26日の会合でのセクハラ行為も起きたという。

 県教委は、それぞれの被害女性らからの聴き取りでセクハラ行為を認定。一方で、酒に酔ったうえでの行動だったと判断した。

 県教委の懲戒処分指針では、セクハラを行った教職員には戒告よりも重い減給処分が適用される場合があるが、戒告にとどめた理由を「セクハラの程度や故意性などを踏まえた」(教育総務課)と説明した。