79歳女性6300万円被害か 詐欺グループの大学生逮捕 市原署

 電話de詐欺で高齢女性から現金をだまし取ったとして、市原署は28日、詐欺の疑いで東京都杉並区永福3、私立大学4年、政井拓歩容疑者(23)=詐欺罪などで起訴=を再逮捕した。政井容疑者が関わる犯行グループは、女性から19回にわたり計6300万円を詐取したとみられ、同署は背後関係の捜査を進める。

 再逮捕容疑は仲間と共謀し、1月下旬ごろから2月6日までの間、市原市の無職女性(79)方に「証券購入の名義貸しは違法。口座が凍結される前に現金を払い戻し、それを預ける必要がある」などとうその電話をかけ、同市五井の路上で、女性から現金250万円をだまし取った疑い。

 同署によると、女性は「全額返す」と約束した4月9日までに返金の連絡がなく、相手方への電話も通じなかったため、相談機関を利用。そこで詐欺に気付き、同署に被害を申告した。

 同署が被害状況を確認する中、別の2事件で逮捕された政井容疑者が現金受け取り役として関与した疑いが浮上。3回目の逮捕に踏み切ったが、政井容疑者は今回の容疑について「身に覚えがない」と否認している。

 女性はほかにも同様の手口で繰り返し現金をだまし取られており、被害額は計6300万円に上った。政井容疑者以外の「受け子」も確認されており、同署が関連を調べる。


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