ビリケンさん壊される 流山、さい銭箱盗難被害

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顔の一部や台座などが破損したビリケンさんの石像(流山市提供)

 流山市は4日、同市東深井の利根運河近くに設置された石像「ビリケンさん」が倒され破損し、石像前のさい銭箱も盗まれたと発表した。石像を所有する市は、何者かが倒して石像を破損させたとして被害届などを流山署に提出。同署は器物損壊と窃盗事件として調べている。石像を巡っては、先月24日に石像を覆う祠(ほこら)が完成し、利根運河の観光資源としてお披露目したばかりだった。

 同市流山本町・利根運河ツーリズム推進課によると、2日夜に石像が台座の後ろに倒れているのを利根運河交流館の女性職員が見つけ、市などに報告。石像の背中や顔の一部が破損しており、市は3日に同署に被害届を提出した。4日には石像の前のさい銭箱がなくなっていることも分かり、盗難届を出した。

 石像が倒れているのを見つけた女性は「みんなの幸せを祈るビリケンさんが壊され悲しい」と憤った。

 石像は高さ約40センチ。1913年に利根運河株式会社の故森田繁男支配人が商売繁盛を願って作ったとされる。風雨にさらされ傷み、保護のため市と観光協会が森田家から寄贈を受け、先月祠を建立。流山幸福大使に任命していた。