社長に有罪判決 メーター改ざん車販売

 オークション会場で仕入れた車のメーターを巻き戻して顧客をだまし、ネットオークションで販売したとされる事件で、千葉地裁の新崎長俊裁判官は15日、詐欺と不正競争防止法違反、道路運送車両法違反の罪に問われた自動車修理販売会社「ロアークラッシック」(市原市迎田)社長、下谷内信祐被告(48)=同市高坂=に懲役2年、執行猶予4年、罰金20万円(求刑・懲役2年、罰金20万円)、同社に罰金80万円(同100万円)の有罪判決を言い渡した。

 判決で新崎裁判官は「中古車の品質判断上重視される走行距離を偽装し、入札者の信頼を裏切る悪質な犯行」などと断罪。一方で「被害者のうち3人と示談が成立しており、反省している」などとして執行猶予付き判決とした理由を述べた。

 判決によると、信祐被告は弟(45)=同市中高根、千葉簡裁が罰金20万円の略式命令=ら3人と共謀し2014年12月中旬ごろから15年8月19日までの間、自宅で、5回にわたりパソコンを使ってインターネットオークションサイトに中古軽自動車5台を出品した際、商品説明欄に、過小に改ざんした走行距離を表示したほか、閲覧した5人に誤信させ、14年12月23日~15年8月31日、5台を落札させて現金計約150万円を振り込ませてだまし取ったほか、関東運輸局長の認証を受けずに同社を経営した。


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