銚子・犬吠埼で無理心中か 市川の母子

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犬吠埼灯台前に止めてあった3人が乗ってきた車を調べる県警捜査員=17日午後1時半ごろ、銚子市犬吠埼
犬吠埼灯台前に止めてあった3人が乗ってきた車を調べる県警捜査員=17日午後1時半ごろ、銚子市犬吠埼

 17日午前11時35分ごろ、銚子市犬吠埼の犬吠埼灯台裏手の海岸岩場で、市川市内の女性と女児2人が死亡しているのを銚子署員が見つけた。同署は、3人は高さ15~20メートルの崖の上から飛び降りて無理心中を図ったとみて詳しい経緯を調べている。

 県警によると、死亡したのは同市本北方2の無職、中沢亜里砂さん(39)と小学1年で長女の宙さん(6)、幼稚園児で次女の虹ちゃん(4)。中沢さんは16日夜に夫(36)と口論になり、17日午前2時ごろ「子どもを連れて死ぬ。犬吠埼に行く」などと自殺をほのめかし、娘2人と車で自宅を出たという。

 同10時15分ごろになって夫から「妻たちが戻ってこない」と110番通報があり、同署は20人体制で犬吠埼周辺を捜索。灯台前の広場で中沢さんが使っていた乗用車を見つけ、近くの崖下で3人の遺体を発見した。

 3人はうつぶせで顔や頭から血を流し即死状態だった。そばには中沢さんのものとみられるサンダルがあり、娘2人ははだしだった。遺書は見つかっていない。