佐倉市は２５日、同市新町の複合施設「夢咲くら館」地下１階下の空間一帯に大量の汚水が滞留し、異臭が確認されたため、２２日から当面の間、臨時休館に入ったと発表した。汚水の量は約９９０立方メートルに上る可能性があり、詳細な原因究明やくみ取り作業などを順次進める。記者会見した西田三十五市長は「（図書館などがあり）施設ニーズは相当ある。一日も早く復旧し、安心安全を届けられるよう努力する」と述べた。

　同施設は旧佐倉図書館の老朽化を受けて２０２３年３月にオープンした。地上２階、地下１階で、図書館や子育て交流センターが入る。総工費は約２８億円。２３年度の利用者数は２２万７８０９人だった。

　汚水が滞留していたのは下　・・・

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