2013年3月9日 10:56 | 無料公開
県警は8日、警察学校の卒業記念旅行で初任科生の女性巡査にセクハラ行為をしたとして、同校庶務課係長の男性警部補(47)を停職3月の懲戒処分にした。警部補は「酒に酔い、気持ちを抑えることができなかった」と説明しており、同日付で依願退職した。
県警監察官室によると、警部補は同校学生課係長だった昨年9月29日から2泊3日の日程で、初任科の卒業記念旅行に参加。同月30日夜、関西地方の観光ホテルの洗面所内で、20代の女性巡査に体を触るなどのセクハラ行為をしたとされる。女性巡査は警部補が受け持っていたクラスの生徒だった。
当時、部屋では教官の警察官や初任科生らが飲酒。警部補は気分を悪くして1人で洗面所内に行き、通り掛かった女性巡査を連れ込んだという。