開通「遅延できない」 工事影響を否定 北千葉道路建設事務所長収賄疑いで県土整備部長 

 県北千葉道路建設事務所は、未開通区間のうち成田市押畑-大山区間3・7キロの整備を担当。竹内建設は同区間の本線工事に伴う成田市道(同市馬場)の付け替え工事を受注していた。関係自治体の市長らが県に早期開通を求め、国の整備区間も事業化が決定。その中で発覚した県幹部職員の汚職事件は、全線開通に向けて高まっていた機運に冷や水を浴びせた形だ。

 同工事の入札は一般競争総合評価方式で行われ、Aランクの業者で過去に実績があることなどが参加の条件。4社(1社は無効)が参加し、竹内建設は金額では2番目だったが、技術評価点で上回った。

 県によると、成田市押畑-大山 ・・・

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