空港騒音で住民提訴 夜間飛行中止と賠償求め

千葉地裁
千葉地裁

 成田空港を発着する航空機の騒音で被害を受けているとして、成田市など周辺5市町の住民ら計138人は31日、国と成田空港会社(NAA)を相手取り、夜間早朝の離着陸差し止めを求め千葉地裁に提訴した。NAAに対しては、騒音による睡眠障害など健康被害への損害賠償など約2億9300万円も請求した。

 訴状によると、原告は成田市、芝山町、横芝光町、多古町のほか、茨城県稲敷市の住民ら。午後9時~翌日午前7時の間、航空機の離着陸やエンジン作動を禁止するよう求めている。

 原告団によると、成田空港では現在、午前6時~翌日午前0時まで離着陸が ・・・

【残り 235文字】



  • Xでポストする
  • LINEで送る