「郷土の歩み」古文書守る 震災教訓にボラ団体発足 地域疲弊、歴史伝承へ影響 災害激甚化が追い打ち 【歴史を紡ぐ ちば資料救済ネット10年】(上)

救済ネット発足の経緯を説明する共同代表の久留島浩さん=2月25日、佐倉市の国立歴史民俗博物館
救済ネット発足の経緯を説明する共同代表の久留島浩さん=2月25日、佐倉市の国立歴史民俗博物館
東日本大震災の津波で倒壊した家屋。県内では約6万9千棟の建物が被災した=2011年3月13日、旭市
東日本大震災の津波で倒壊した家屋。県内では約6万9千棟の建物が被災した=2011年3月13日、旭市

 郷土の「歴史」が失われようとしている。地方の人口減は旧家に残る古文書類を消滅の危機にさらし、激甚化する自然災害が追い打ちを掛ける。地域の歩みを伝える歴史資料をいかに守るか。東日本大震災を教訓に2012年3月、専門家や学生らでつくるボランティア団体「千葉歴史・自然資料救済ネットワーク」は ・・・

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