モデルナ予約低迷 国に不安解消求める 富里市3回目接種

富里市がワクチンの安全性などについて紹介したチラシ(抜粋)
富里市がワクチンの安全性などについて紹介したチラシ(抜粋)

 富里市の五十嵐博文市長は、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種について後藤茂之厚労大臣と堀内詔子ワクチン接種推進担当大臣へ要望書を提出した。米ファイザー社製ワクチンに比べ米モデルナ社製の予約率が低く、計画通りに市民の接種を完了できない恐れがあるとして、不安解消に向けた呼び掛けを強化するよう求めた。24日付。

 要望書などによると、同市では1月中旬から高齢者を対象に3回目のワクチン接種の予約を開始。国から供給されるワクチンはファイザー社製とモデルナ社製で半数ずつになる見通しだが、19日現在で市民がモデルナ社製を予約した割合は5%にとどまる。同社製の特徴などを周知するチラシの配布を行っても効果が少ないという。

 国の指針では2月末までの対象者への接種完了が目標となるが、同社製の予約が進まないと接種が滞る恐れがあるという。こうした背景から、同社製ワクチン接種で出る副反応などの不安解消や交互接種の利点などを周知していくよう両大臣に求めている。

 同市は「ワクチンの偏りをなくし接種スピードを加速させ、地域の社会経済活動の正常化につなげていく必要がある」とした。


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