みそピーナツで「千葉県民のおやつパン」 下総高・金子さん考案 全国高校生コンで特別賞

全国高校生パンコンテストで特別賞に当たる「伊豆の国市観光協会長賞」を受賞した金子さん=成田市の千葉県立下総高校
全国高校生パンコンテストで特別賞に当たる「伊豆の国市観光協会長賞」を受賞した金子さん=成田市の千葉県立下総高校
金子さんが考案した「千葉県民のおやつみそピーパン」(千葉県立下総高校提供)
金子さんが考案した「千葉県民のおやつみそピーパン」(千葉県立下総高校提供)

 成田市名古屋の千葉県立下総高校3年の金子明香里さん(17)が考案した地元産みそピーナツを使った調理パンが、「第15回全国高校生パンコンテスト」で、地産地消部門122作品の中から特別賞に当たる「伊豆の国市観光協会長賞」に選ばれた。地元産のみそピーナツを直接塗ったパンの上に、みそピーナツを練り込んだ生クリームを乗せてサンドし、香ばしさとマイルドさの二つの味と食感を同時に楽しめるよう工夫した独自の発想が評価された。

 同コンテストは静岡県伊豆の国市と実行委員会が主催。今回は新型コロナウイルス感染拡大で冷凍した作品を実行委に送る形で審査された。

 金子さんは、同高園芸科食品製造専攻の授業の一環でコンテストに応募。「甘みと塩味のバランスが絶妙でご飯に載せて食べるとおいしい」と好物だったみそピーナツを、パンと合わせることはできないかと思い立ち、2年生の冬から準備に着手。校内で栽培している落花生のおおまさりとQなっつの千葉を代表する2種類を使ったみそピーナツを使って20回近い試作を重ねた。

 たどり着いたのは、みそや砂糖と合わせフライパンで煮詰めてペースト状にした自家製みそピーナツを生クリームに混ぜパンに挟んだ作品「千葉県民のおやつみそピーパン」。生クリームと混ぜることでみその塩味がマイルドになり、口当たりがまろやかに。これをみそピーナツを塗ったパンの上に載せてサンド。表面には、砂糖やバターと混ぜた砕きピーナツをあしらい、ピーナツの食感を演出した。パンもピーナツ形にして見た目も分かりやすくした。

 金子さんは「みそピーナツは県内では定番メニューだけれど全国的には知られていないので、もっと有名にしたいと応募した。学んできたことが評価されうれしい」と話した。卒業後は調理専門学校に進む金子さん。「これからもオリジナルのアイデアを大事にして将来の夢に向かっていきたい」と気持ちを新たにした。


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