チバテレ、200万円寄付 台風被災地復興へ ブルーシート再利用のバッグ収益 【台風豪雨1年】

ブルーシートを再利用したトートバッグを手に持つ千葉テレビの篠塚社長(左から2人目)ら=6日、千葉市中央区
ブルーシートを再利用したトートバッグを手に持つ千葉テレビの篠塚社長(左から2人目)ら=6日、千葉市中央区

 千葉テレビ(千葉市中央区)は6日、昨年9月の房総半島台風や10月の豪雨で甚大な被害を受けた県内被災地の復興資金に充ててもらおうと、被災地の使用済みブルーシートを再利用したトートバッグの販売収益200万円を公益財団法人「ちばのWA地域づくり基金」に寄付した。「BRIDGE CHIBA ブルーシード大作戦」と銘打った取り組みで、9月下旬までに約2600個のバッグを売り上げた。

 同社によると、同プロジェクトはブルーシートを復興の種(シード)にする願いを込めて命名。BRIDGEには、被災地と人をつなぐ懸け橋という意味も込められている。2016年の熊本地震の際に始まった同様の取り組みを参考にしており、県内地銀3行や地元企業などが協賛している。

 暴風で家屋被害が相次いだ館山市と南房総市、鋸南町で使ったブルーシートを回収し、再利用してトートバッグ(高さ約31・5センチ、幅約36センチ、奥行き約15センチ)3千個を作製。9月下旬までに約2600個を販売し、活動費と制作費を除いた売り上げの3割を寄付した。

 同社によると、トートバッグは洗浄からロゴのプリントまで手作りで作製。3月の販売開始以降、被災地の復興支援目的で購入する人がいたほか、「7月から全国でレジ袋が有料化したことに伴い、トートバッグが丈夫な素材なので手に取る人もいた」という。

 6日に千葉テレビ本社で行われた贈呈式で、同社の篠塚泉社長は「台風や豪雨から1年となる現在も、ブルーシートに覆われた家屋がある。日頃から災害に備えつつ、復興に価値ある援助をしてもらえたら」と期待を寄せた。同法人の牧野昌子理事長は「被災地の復興に役立てられるよう有効に活用していきたい」と力を込めた。

 トートバッグは税抜き3500円で、なくなり次第販売終了。同社や県庁売店のほか、千葉市中央区の「AOSORA CAFE(アオソラカフェ)」やオンラインストアで購入できる。


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