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新型コロナウイルス情報

「従業員が感染?」スーパーがデマ被害 感染者急増の匝瑳市 休業日で臆測か

感染対策を説明し「安心して買い物してほしい」と語る常務の家田さん=31日、匝瑳市のビックハヤシ
感染対策を説明し「安心して買い物してほしい」と語る常務の家田さん=31日、匝瑳市のビックハヤシ

 新型コロナウイルスの感染者が急増した匝瑳市で、「スーパーマーケットの従業員が感染した」とする根拠のないデマが広がっている。県による感染者の発表時期と店の休業日が重なったことから臆測を呼んだとみられ、店側は「根拠のないうわさが広がることで、顧客に敬遠されてしまう」と困惑している。

 デマを受けているのは同市のスーパー「ビックハヤシ」。8月27日夕、近所の女性から「おたくで新型コロナが出たんですか」「みんながそう言ってますよ」などと電話で問い合わせがあった。対応した常務の家田哲也さん(45)が翌日までに確認したところ、レジ担当者も利用客から同様な話をされていたこと、従業員の家に同様の電話がかかってきたことも判明した。

 同店はお盆の繁忙期を終え26日を休業日に設定していたが、市内ではこの日、症状のある患者としてはおよそ4カ月半ぶりに、3人の感染が判明。その後も感染確認が相次いだ。この間、店の休業が臆測を呼び、デマが広がったとみられる。家田さんは「話を聞いた人は事実だと思って拡散してしまうのかもしれないが、そもそも従業員らが感染したという事実はない。最初にデマを広めた人は、なぜそんな話をしてしまったのか」と憤る。

 家田さんによると、「29・30日の土日は通常より2割程度減っていたのではないか」と嘆く。同店では消毒液やビニールカーテンの設置といった感染対策を講じており、家田さんは「安心して買い物に来てほしい」と呼び掛けた。


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