2020夏季千葉県高等学校野球大会

レトロ車両の一日紹介 城国大生、プロモ動画制作 いすみ鉄道

いすみ鉄道(大多喜町)のプロモーション動画を撮影する大学生
いすみ鉄道(大多喜町)のプロモーション動画を撮影する大学生
動画の一場面。大喜多城を背景に走るいすみ鉄道
動画の一場面。大喜多城を背景に走るいすみ鉄道
動画を作成した大学生ら=いすみ鉄道
動画を作成した大学生ら=いすみ鉄道

 房総の丘陵部と港町を結ぶいすみ鉄道(大多喜町)のプロモーション動画を城西国際大の学生が制作し、同鉄道の公式ホームページ(HP)で公開している。レトロな車両が城下町や里山を走り抜け、一日の仕事を終えて車庫に戻るまでを紹介。ローカル線の魅力を臨場感あふれる映像で伝えている。

 同鉄道が同大メディア学部へ依頼し、町の助成を受けて昨年9月に動画制作が始まった。2~4年生の男女7人が参加し、鉄道ファンに人気のレトロ車両「キハ52」「キハ28」の一日を追う構成に決めた。

 撮影は同10月に行い、レトロ車両の出発前の整備から運行、帰庫までをカメラで捉えた。朝日が昇る海のシーンがファーストカット。「1日がはじまる」と、車両が眠る車庫のシャッターが上がり、最後は車庫に入った車両がライトを消し、車庫も暗くなり、シャッターが降りて2分間の動画が終わる。「この音を この懐かしさを つぎの1日へと残していきたい」とのメッセージで締めくくられる。

 車両を隅々まで紹介する細かいカット割りや、いすみ市の海岸、沿線の里山風景、歴史ある大多喜城下の街並みのカットもあり、大原駅(同市)から上総中野駅(同町)までの26・8キロを旅した気分が味わえる仕上がりになっている。

 動画はHPを開くと、トップページで自動再生される。同鉄道の古竹孝一社長は「予想をはるかに超えるクオリティー」と動画の出来をたたえ、学生を指導した同大の中川晃助教は「鉄道、地域、利用者のことをよく考えた感性豊かな作品になった」と講評した。


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