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新型コロナウイルス情報

集団感染発生のジムが営業再開 運動中もマスク義務化 市川市 

感染防止のため運動機器には仕切りが設置された=1日、市川市のスポーツクラブエースアクシスコア市川
感染防止のため運動機器には仕切りが設置された=1日、市川市のスポーツクラブエースアクシスコア市川
入り口には検温のためのサーモグラフィーが設置されている
入り口には検温のためのサーモグラフィーが設置されている

 千葉県市川市内のスポーツクラブ「エースアクシスコア市川」が1日、県の休業要請解除に合わせて約2カ月ぶりに営業を再開した。この施設では2月から3月にかけて利用者5人の新型コロナウイルス感染が確認され、県内初のクラスター(感染者集団)となった。再開に当たり、運動中もマスクの着用を義務化。午後5~6時は一時閉鎖し、施設全体の消毒を行うなど入念な感染防止対策を取った。

 集団感染判明後すぐに臨時休業。利用者や地域の人から励ましの声が寄せられた一方、匿名での「ウイルスの巣窟だ」という電話や、入居している商業施設全体の客足が伸び悩むなどの風評被害に苦しんだ。同店によると、集団感染判明後に会員の約3割の600人余りが退会したという。

 再開時の感染防止対策として、一日の利用定員をこれまでの6割に収まるように調整。エアロビクスやフラダンスの各教室の定員も普段の3分の2に減らし、指導時間を短縮して行っている。入り口には体温測定のためのサーモグラフィーを導入し、運動器具の間隔を空け、密集を防ごうとホームページ上に混雑状況も記載した。5月25日からはヨガやエクササイズのオンラインレッスンも始めた。

 休業前までほぼ毎日通い、体を動かしていた東京都の坂本道子さん(70)は久々にヨガ教室に参加し「やっと再開してくれてよかった」と喜び。施設の対策を「安心できる」と評価した。同店チーフマネージャーの小山勝さん(40)は「再開できてほっとした。高齢者は運動不足の懸念もある。十分な対策をして、体を動かせる場所を提供したい」と話した。


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