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新型コロナウイルス情報

三番瀬周辺「来訪自粛を」 禁止区域で潮干狩りも プラカード掲げ見回り 浦安市と千葉県

立ち入り禁止区域で潮干狩りなどをする人に注意を呼び掛ける県の担当者=29日午後、浦安市
立ち入り禁止区域で潮干狩りなどをする人に注意を呼び掛ける県の担当者=29日午後、浦安市
「STAY HOME」を呼び掛ける浦安市の職員=29日午後、浦安市
「STAY HOME」を呼び掛ける浦安市の職員=29日午後、浦安市

 新型コロナウイルスの感染が拡大する中で大型連休を迎え、浦安市は海沿いの遊歩道に多くの人が訪れているとして警戒を強めている。禁止されている護岸への立ち入りも後が絶たず、「昭和の日」で祝日となった29日には市と県の職員が見回りを実施し、来訪者に「外出自粛」への理解を求めた。

 同市は感染拡大防止のため、市内の公園の駐車場などを閉鎖した。ただ、日の出地区にある海沿いの遊歩道「三番瀬沿い緑道」には、県内外から多くの人が車で訪れ、路上駐車が問題になっている。住民からも「人が多く来ている」「外出は自粛ではないのか」と不安の声が複数寄せられていた。

 内田悦嗣市長も市外からの人の流入について「自分の目で見ても他県の(車の)ナンバーが多かった。一番お願いしたいのが、皆さんの意識を変えていただくこと」と来訪自粛の協力を求めている。

 同地区の三番瀬周辺の護岸は「海岸保全区域」で、管理者の県が護岸を乗り越えるなどした海側への立ち入りを禁止している。だが、潮干狩りをする来訪者が後を絶たないという。

 こうした状況を踏まえ市は29日、遊歩道の見回りを実施。晴天だったこともあり散歩やジョギングをする人が多くみられ、市職員は「STAY HOME」と書かれたプラカードを手に外出自粛を呼び掛けた。

 海では潮干狩りや釣りをする人が目立ち、県の職員も日本語と中国語で書かれた立ち入り禁止の看板を掲げながら「危ないのでやめて下さい」などと音声で注意を促した。県職員の注意喚起に「知らなかった」と引き揚げる人もいたが、耳を傾けない人もいて県の担当者は「地道に呼び掛けるしかない」と表情を曇らせた。

 市では状況をみながら今後も見回りをする予定で、担当者は「屋外の軽い運動などストレス解消を否定するわけではないが、今は感染拡大防止の正念場。理解していただければ」と話している。


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