春の味覚おいしいね 館山でイチゴ狩りピーク 台風被害乗り越え

大きく実ったいちごを頬張る親子=6日、館山市の館山いちご狩りセンター
大きく実ったいちごを頬張る親子=6日、館山市の館山いちご狩りセンター

 千葉県内有数のイチゴ産地として知られる館山市で、イチゴ狩りがシーズンを迎えた。ハウス倒壊など昨秋の台風による被害を乗り越え、順調に成長。市内のイチゴ狩り施設では、連日多くの観光客が甘い香りに誘われ、みずみずしい大粒の実を頬張っている。

 同市では昨年9月の台風15号により多くのハウスが倒壊。豪雨なども重なり、イチゴの苗の定植や生育が遅れた。農家の減少も響き、昨年に比べ作付面積が約2割減っているという。

 6軒の農家で構成する館山いちご狩りセンター(同市山本)は、年明けから営業を開始。当初はイチゴの量が少なく入園制限を行っていたものの、1月下旬からは徐々に実が育ち、通常営業に切り替えている。

 イチゴの華やかな香りが漂うハウス内では観光客や家族連れが次々と赤い実をもぎ取り、早春の味覚を楽しんでいた。家族4人で訪れた同市の小黒淳平さん(39)は「今まで各地のイチゴを食べてきたが館山のイチゴは甘くておいしい」と笑顔だった。

 同センターでは「紅ほっぺ」や「章姫(あきひめ)」など4種類を栽培。5月の大型連休まで楽しめる。問い合わせは同センター(電話)0470(22)3466。


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