干潟保全40年の歩み紹介 「守る会」が展示会 習志野

資料を前に活動の歴史を振り返る「千葉の干潟を守る会」メンバー=習志野市の菊田公民館
資料を前に活動の歴史を振り返る「千葉の干潟を守る会」メンバー=習志野市の菊田公民館

 干潟の保全活動を続ける市民団体「千葉の干潟を守る会」(大浜清代表)の設立40周年を記念した展示会が、習志野市菊田公民館で開かれている。かつての遠浅の海や埋め立て浚渫(しゅんせつ)工事を捉えた写真パネル、干潟で観察できる生き物の記録、埋め立て反対運動で使用したポスターなど資料約200点を紹介。同会の活動と湾岸開発の歴史を振り返る。20日まで。

 同会は1971年3月、習志野・幕張海岸の埋め立て開発反対を掲げる市民ら17人から発足。環境庁(当時)への請願や自然観察会、署名運動などを展開し、谷津干潟の保存を訴えてきた。現在は東京湾最奥の干潟・三番瀬の環境保全、ラムサール条約登録を目指して活動を続けている。

 展示会は「谷津干潟から三番瀬へ~干潟を守って40年~」と題した記念行事の一環。埋め立て前の広大な干潟や海岸で潮干狩りを楽しむ市民、京葉港の浚渫工事の様子など湾岸開発の変遷をたどる写真パネルの他、シギやアナジャコなど干潟の生き物、生態系についての資料が並ぶ。

 19日午後1時半からは同公民館3階会議室で若林敬子東京農工大名誉教授の講演「東京湾の環境-その過去、現在、未来」を行う。入場無料。併せて同会の活動40年史(A4判54ページ、300円)も頒布する。問い合わせは同会、電話047(453)4987。


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