地域活性へ灯台活用 銚子・犬吠埼でサミット

共同宣言を行う越川信一銚子市長(左から2人目)ら発起自治体の代表者=9日、銚子市の犬吠埼ホテル
共同宣言を行う越川信一銚子市長(左から2人目)ら発起自治体の代表者=9日、銚子市の犬吠埼ホテル

 灯台を活用した地域活性化を目指すイベント「灯台ワールドサミットin銚子」が9日、銚子市内で開かれた。灯台に関する講演会やパネルディスカッションが実施されたほか、犬吠埼灯台の周辺で物産展が催され、来訪者の人気を集めた。

 同イベントは昨年、灯台活用推進市町村全国協議会の主要事業として三重県志摩市で初開催され、今回で2回目。

 この日は、犬吠埼灯台の近くに位置する「絶景の宿犬吠埼ホテル」で記念式典などを実施。発起自治体である銚子市、志摩市、静岡県御前崎市、島根県出雲市の代表者が登壇し「灯台を愛し、保存と活用を目指す仲間の輪を広げ、国や関係機関と連携しながら価値を高める活動を展開する」とする共同宣言を行った。会場では谷川竜一・金沢大学助教、灯台専門フリーペーパー編集長の不動まゆうさん、台湾・桃園市の関係者が講演。パネルディスカッションも開かれた。

 一方、同灯台周辺で開かれた物産展では発起自治体などの出店が並び、野菜や加工品も取り扱った。銚子観光大使の相馬圭二さんのほか、シンガーのHINAさんや地元農家のオリジナルキャラクター「リコ」=いずれも特別銚子観光大使=らが歌などで会場を盛り上げた。

 10日は同ホテルでブース展示が行われるほか、同灯台の施設見学が無料となる「特別公開」も催される。

 同灯台は1874(明治7)年に完成した西洋式の一等灯台。日本の灯台50選、世界の灯台100選に選ばれ、国の登録有形文化財にも登録されている。


  • LINEで送る