ぬれ煎工場破損 銚子電鉄 【台風15号】

銚子電鉄を支える副業の柱である「ぬれ煎餅」(手前)と「まずい棒ぬれ煎餅味」
銚子電鉄を支える副業の柱である「ぬれ煎餅」(手前)と「まずい棒ぬれ煎餅味」

 銚子電鉄(銚子市)を支える副業の柱「ぬれ煎餅」の生産工場(同市)が台風15号の直撃を受け、建物の一部が破損して生産数量が減少している。同市内ではほとんどの観光施設が復旧しているにもかかわらず客足が遠のき、同電鉄も乗客が少ない状況が続いている。竹本勝紀社長は「さまざまな取り組みを通じてせっかく生み出した利益が飛ぶような事態。こうした時にこそ、電車に乗りに銚子に来てほしい」と来訪を呼び掛けている。

 同電鉄によると、台風15号により生産工場の建物の一部が破損し、雨漏りが発生。2ラインのうち1本を停止したため生産数量が減少した。ただ、台風に伴う千葉県内観光業の不振が影響し品切れには至っていない。同電鉄は状況変化を想定し復旧作業を急ぐという。

 市観光協会によると、市内では建物の一部が破損したしょうゆ工場の見学が制限されているが、観光施設はおおむね復旧した。一方で、銚子への客足は戻らず、同電鉄の鉄道収入にも影を落としている。

 竹本社長は「本当にまずい状況になった」として、味は良いが食欲をそそらない見た目をしているという新商品「スーパーまずい棒」の開発も急ぐ方針。


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