復興へ届け、三味線の音 福島の奏者ら140人共演 成田弦まつり

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 成田市の成田山新勝寺と参道周辺で22日、秋恒例の成田弦まつりが開幕し、新勝寺大本堂前で総勢約140人による津軽三味線の奉納共演が行われた。東日本大震災からの復興も祈願。地元グループに加え、福島県など東北地方からも奏者が参加し、心を込めた力強い音色を響かせた。

 11人が奉納共演に参加した「津軽三味線ふくなん」は福島市を拠点とするサークル。福島県が震災と原発事故の被害に見舞われる中で「今、自分たちにできることをしよう」と、県内の避難所となった体育館や老人ホームを回り、ボランティア演奏を重ねてきた。

 成田市内や空港関係の企業からもボランティアが参加し、震災義援金を呼び掛けたり、福島物産の即売も実施する今年の弦まつり。きょう23日の夕方まで参道のあちこちで三味線などの生演奏が繰り広げられる。