中学生が漁業に挑戦 やりがいと苦労実感 いすみ

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漁業者(左)に教わりながら網に掛かった魚を取る中学生=19日、いすみ市
漁業者(左)に教わりながら網に掛かった魚を取る中学生=19日、いすみ市

 いすみ市の大原漁港で19日、市内の中学1年生を対象にした「漁業教室」が開かれた。3校の男子生徒計10人は網に掛かった伊勢エビやカニ、魚を取り外す作業を体験。網の手入れも経験し、漁業のやりがいや苦労を実感した。

 教室は市が主催。盛んな漁業を深く知ってもらい、後継者を育成しようと毎年行われている。夷隅東部漁協青年部が全面的に協力した。

 網は前日に同市沖に仕掛け、早朝に引き上げて持ち込まれた。伊勢エビやタイ、イサキなどが掛かっており、生徒は漁師から傷つけずに網から外す方法を教わりながら一緒に作業した。網も清掃し、次回の漁ですぐ使えるようにきれいに折り畳んだ。

 岬中の粕谷紀仁さん(13)は「魚が網に引っ掛かっていて取るのが難しかったけど、初めての経験で楽しかった。漁師になろうかと少し思った」と満足そうに話した。