減災林・道路、離岸堤整備を 津波対策で要望相次ぐ 旭、山武市長九十九里町長、知事と意見交換

  • LINEで送る

意見交換会で被災状況について説明を受ける森田知事(右)=22日、旭市役所
意見交換会で被災状況について説明を受ける森田知事(右)=22日、旭市役所

 森田健作知事は22日、東日本大震災による津波で死者・行方不明者15人を出した旭市の被災地を視察し、明智忠直市長や同じく津波被害を受けた山武市の椎名千収市長、九十九里町の川島伸也町長と今後の津波対策や復旧・復興に向けた意見交換をした。

 意見交換会は旭市役所で行われ、森田知事に対し3首長がそれぞれの市町の被災状況や現状と課題を述べた。

 明智市長は「どうしても県の応援を頂きたい」と、津波対策として震災廃棄物の一部を使い盛り土をする海岸減災林の整備を要望。液状化の実態調査と県独自の住宅再建支援事業の申請期間延長も求めた。

 県内で最も津波浸水面積が広かった山武市の椎名市長は「津波に対して防御するものが何もない。一つあることで浸水面積が減る」と、九十九里町で減災効果があったとされる沿岸部高台の道路(波乗り道路)のような「減災道路」の整備を訴えた。また、九十九里地域共通の津波避難手引の作成も提案した。