百日大荒行87人成満 伸びた髪、ひげ檀家ら祝福 市川・中山法華経寺

  • LINEで送る

市川市の日蓮宗大本山・中山法華経寺で、「百日大荒行」が盛満を迎えた。修行を終えた87人の勇姿を家族らが見守った。
市川市の日蓮宗大本山・中山法華経寺で、「百日大荒行」が盛満を迎えた。修行を終えた87人の勇姿を家族らが見守った。
家族や檀家に見守られる中、荒行を終えて出てきた僧たち=10日早朝、市川市の中山法華経寺
家族や檀家に見守られる中、荒行を終えて出てきた僧たち=10日早朝、市川市の中山法華経寺

 市川市の日蓮宗大本山・中山法華経寺で10日早朝、伝統の「百日大荒行」が成満(じょうまん)を迎えた。前日からの雪がお堂の屋根や木々の枝に残る中、100日間にわたる厳しい修行を終えた荒行僧87人の勇姿を、全国から集まった家族や檀家(だんか)が見守った。

 荒行は昨年11月1日に始まった。僧たちは毎日午前2時に起きて1日7回冷水をかぶる「水行」や読経・写経に打ち込み、食事は梅干し1個とおかゆが朝夕2回、睡眠時間は数時間という生活を続けてきた。

 空が白んできた午前6時、聖俗の境目とされる瑞門(ずいもん)が開くと、うちわ太鼓の音と「南無妙法蓮華経」の題目の先導で、白い装束に身を包んだ荒行僧の一団が現れた。

 頬はこけ、丸刈りだった頭髪やひげが長く伸びた姿が荒行の過酷さを物語っていた。家族らは手を合わせたり、「お疲れさま」と声を掛けたりして成満を祝福した。