青空に落下傘の花 米軍と合同、降下訓練始め 船橋の陸自第1空挺団

  • LINEで送る

落下傘を開き降下する空挺隊員=13日、船橋市の陸上自衛隊習志野演習場
落下傘を開き降下する空挺隊員=13日、船橋市の陸上自衛隊習志野演習場

 船橋市などに広がる習志野演習場で13日、陸上自衛隊第1空挺(くうてい)団による「降下訓練始め」が行われた。演習場を離島に見立て、航空機に乗った隊員がパラシュートで降下。戦車などの援護を受けながら敵を制圧するまでのシミュレーションを公開した。

 同団の降下訓練始めは、毎年1月に行われる恒例行事。1969年に降下訓練の安全を祈る「開傘祈願祭」として始まり、74年から一般公開された。

 訓練には海自、空自合わせて400人、米軍からはアラスカ州の第25師団第4歩兵旅団戦闘団ら約80人が参加した。第1空挺団長の戒田重雄陸将補を先頭に、日米の隊員が次々と降下。青空に落下傘の花を咲かせた。会場のアナウンスでは「東京タワーの高さを走る新幹線から飛び降りる」と例えられた。今回は初めて大型輸送機「C-2」や水陸両用車が参加した。

 視察した岩屋毅防衛相は周辺諸国の情勢に触れつつ、「取り巻く安全環境はますます厳しくなっている。サイバーや電磁波も含め、総合防衛力の構築が必要」と訓示した。