学生ベンチャー食堂開店 千葉商科大キャンパス 弁当販売で経営学ぶ 店主は2年の木村さん

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学生ベンチャー食堂「彩食菜」をオープンした木村さん=4日、市川市の千葉商科大学
学生ベンチャー食堂「彩食菜」をオープンした木村さん=4日、市川市の千葉商科大学
「彩食菜」の弁当メニュー。野菜を使ったおかずが売りだ
「彩食菜」の弁当メニュー。野菜を使ったおかずが売りだ

 千葉商科大学(市川市)の学生が経営する学生ベンチャー食堂「彩食菜(いろどりしょくざい)」が4日、同大キャンパスに開店した。経営者は商経学部経営学科2年の木村海音(あまね)さん(19)。実際の飲食店経営さながらに、学生のニーズをアンケート調査した上で事業計画を練り、和食の弁当専門店として開店にこぎ着けた。

 学生ベンチャー食堂は、同大が学生に経営の知識やスキルを実際に体験して身に付けてもらおうと2011年にスタート。テナント料は無料だが、運営に必要な材料費や機器、税金は学生が負担し、赤字になっても大学から補てんはないなど、本格的な飲食店経営を実体験できる。

 テナントは3店分あり、卒業などでの入れ替えを経て木村さんが7店目の経営者となった。「彩食菜」は和食の弁当専門店で、昼食時間に合わせて牛丼、しょうが焼き弁当、魚のフライ弁当の3種類を販売する。店名の通り「野菜のおかずを2品付けた彩りメニュー」(木村さん)が売りだ。

 木村さんは入学前からベンチャー食堂に興味があり、1年生の頃から学生110人にメニューや価格帯をアンケート調査して準備を進めてきた。大学側の出店審査では、他店と異なる野菜や魚のメニューを用意し、効率の良い弁当販売に特化したこと、学業との両立のため週3日の営業で経営できる事業計画を立てたことなどが評価された。

 子どもの頃から料理が好きだった木村さん。念願の開店に「オープン前は不安も多かったけど、今は楽しみの方が大きい」と胸を高鳴らせつつ、今後は「焼き鳥丼やオムライスなど、またアンケートを取っていろんな料理を出していきたい」と意気込む。