ベルーガの超音波表示 きょうから「マリンシアター」一新 鴨川シーワールド

  • LINEで送る

展示施設がリニューアルし、ベルーガが発信する超音波がモニターに表示されるようになった=鴨川市の鴨川シーワールド
展示施設がリニューアルし、ベルーガが発信する超音波がモニターに表示されるようになった=鴨川市の鴨川シーワールド

 鴨川市の鴨川シーワールドは16日、ベルーガを展示する「マリンシアター」をリニューアルオープンする。イルカ類が物の位置や材質を判断する際に発する超音波を特殊映像で見られるようにした。これに合わせ、営業時間延長や特別グッズの限定販売などイベントも行う。

 ベルーガは北極海に生息する大型のイルカ。同館は1976年、国内に先駆け展示に乗り出し、パフォーマンスを通じてイルカ類の特徴や水生適応能力を紹介している。現在、雄で34歳のナックと雌で31歳のマーシャの2頭がいる。昨年9月、耐震補強工事に伴い公開を休止。同時に展示内容の魅力を高める工事をしていた。

 新たに登場するのは、ベルーガが泳ぐ水槽の上の横13・6メートル縦2・5メートルと、横7・2メートル縦2・5メートルのスクリーン計3枚。イルカ類が暗い海の中で物体を識別するため発信する人には聞こえない超音波を画面上に表示する。水槽内の様子や、野生ベルーガの映像も映し出す。

 荒井一利総支配人は「水生生物の特徴や能力をより分かりやすく紹介できるようになった」と話した。

 同じ建物にあり、魚などを展示する「エコアクアローム」には、絶滅危惧種のホトケドジョウと準絶滅危惧種のアカハライモリを新たに展示。海のゆりかごと呼ばれるアマモ場を改修し、生物多様性の意義を強調する。

 同館は通常よりも大きい約110センチのベルーガぬいぐるみを限定240個販売。17、18、21日と24日~4月1日は営業時間を延長させ、午後3時15分以降は入館料を特別割引する。