クロマツ2千本植樹 山武、海岸林再生へ親子ら

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植樹する参加者=10日、山武市
植樹する参加者=10日、山武市

 東日本大震災で津波被害を受けた山武市の蓮沼中下海岸で10日、「震災復興植樹祭INさんむ」(さんむすぷりんぐフェスタ実行委員会主催)が開かれた。クロマツの苗木約2千本が植えられた。

 植樹は津波の1年前、害虫のマツクイムシ被害に遭った海岸林を復活させようと始まった。最初に植えた苗木は9割ほどが津波で流され、近年は震災復興事業の一環として、毎年この時期に行われているという。

 市内外から集まった親子連れら約200人が参加。砂浜にしゃがんでスコップで数十センチの穴を掘り、1本ずつ苗を置いて丁寧に砂をかけていった。

 実行委員メンバーで自身も6本植えたという山武市の高橋照美さんは「活動が少しずつ浸透し、今年も大勢の参加がありうれしい。しっかりアフターケアを行い、立派な松林にしたい」と目を細めた。