2018年1月1日 05:00 | 有料記事
「お見立て」から。遊郭の客で流山市(野田市とも)の富農、杢兵衛へ、喜瀬川花魁のウソを涙ながらに伝える客引き、喜助をユーモラスな動きで表現する春風亭一之輔さん=昨年12月25日、都内の池袋演芸場
高校生のとき、厳しかったラグビー部をやめ、東武線で浅草へ。ふらっと入った寄席。出演者、観客双方とも一生懸命でない、程よく力の抜けたユルい空気感が肌に合った。「だんだんお客さんがノッてくる。テンションが上がってトリでは爆笑。すごいなあと」
原点は寄席。そして今も。
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12月25 ・・・
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