「成功には強い意志」 島田代表特別授業再建道のり学生に 市川・千葉商大 【千葉ジェッツ】

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講演する千葉ジェッツの島田代表=千葉商科大

 男子プロバスケットボールBリーグ「千葉ジェッツ」の島田慎二代表が、市川市の千葉商科大学で特別授業を行った。島田代表は「何が何でもやり通す強い意志を持てば目標を達成できる」と、ジェッツを日本一の人気チームへと育て上げた秘けつを学生に語った。

 島田代表は、経営を引き継いだ際に「倒産寸前でボロボロ」だったと当時のジェッツを紹介。原因を「活動、経営理念がなく、どこに行くか分からず航海に出たような状態だった」と振り返った。

 再建に向けた取り組みでは「人も企業も現状を把握し、方向性を示す理念を持たなければならない」と強調。チームの意識改革に乗りだし、同時に「チームの売りがなかったので、他チームとの差別化のためキャラをたてる(特徴を出す)ことを目指した」と話した。

 島田代表が目指した差別化は、当初所属していた「bjリーグ」から強豪ぞろいのリーグ「NBL」への移籍。「当時、これは(バスケ界の)タブーとされ、周囲からは『ボコボコ』にされると言われた」と勝てない状況が続くと見られた当時を回想した。

 しかし、この逆境を逆手に「アリがゾウに立ち向かう」という対決の構図に見立てて、巨大企業打倒を夢見る幾つもの有力ベンチャー企業を「(巨大企業チームで強豪の)トヨタを一緒に倒そう」と説得。スポンサー契約を取り付け、経営再建の起爆剤になったと説明した。

 チームの再建、さらに日本バスケ界の新たな可能性を生んだBリーグ発足にかかわった歳月を振り返り、「目標を立て、現状を把握。そして何が何でもやり通す強い意志を持つ」と学生生活に取り入れるよう促した。