旧日本陸軍武器庫「市川・赤れんが」見学会 来月7日、市民グループ企画

見学会が開かれる市川市国府台の赤れんが建物
見学会が開かれる市川市国府台の赤れんが建物

 旧日本陸軍武器庫として使われた市川市国府台2の赤れんが建築物の見学会が6月7日、市民グループ赤レンガをいかす会(吉原廣代表)の主催で開かれる。

 建物は、明治10年代後半から20年代に建造されたと推定され、県内最古のフランス積み形式の赤れんが建築物。明治時代以降は、陸軍武器庫として使用されていたとみられ、市内で唯一ほぼ完全な形で残る戦争遺跡とされる。戦後は県の所有となり同敷地は県血清研究所として利用されたが、現在は利用計画も立てられないまま放置された状態で、敷地内立ち入り禁止となっている。

 同会によると、東日本大震災以降、屋根の損傷と雨漏りが深刻化しており、建物の保存のために応急処置が必要な状態にある。同会は今年3月、建物を管理する県に対し、応急処置を求める要望書を提出した。

 見学会は、同建物の価値を市民に周知するため、県の協力を得て同会が定期的に開催している。今年8月には、赤れんがに光を当てた「市川市民ミュージカル」が予定されている。見学会の開催時間は午前10時~午後1時。参加費無料。申し込み不要。問い合わせは同会、電話047(711)8813。


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