2020夏季千葉県高等学校野球大会 あの瞬間を捉えた写真も多数

「自然と食」を考える 月崎駅 市原市市民の森 中房国際芸術祭 市原アート×ミックス 【晴れたら市原、里山通信アート通信】

 無人駅のすぐそばに緑色の四角いかたまり。小湊鉄道月崎駅のかつての職員詰所だ。自然をテーマに制作する木村崇人の作品「森ラジオステーション」。

 地元山梨の山で採取したコケが外壁にびっしり。草花も植え始めた。枕木で床を装飾した室内のラジオから周辺の森林の今の音が流れる。画像も楽しめる。音は周辺にも配信。作家とのフィールドワークも。

 同駅徒歩約20分の市原市市民の森では、今度はわらぶきの建物が出迎えた。岩田草平×Prominorityの「サンタルの食堂」。インドの原住民族サンタル族のわらぶきや左官技術を応用し、岩田さんが設計した住居は内部が直径7・5メートルと広い。

 文化庁事業でインドを訪問。戒律厳しい国にあって、気さくな彼らに魅了された。継続的支援への仕組みとして食をテーマにした。カレー(650円から)、チャイ(300円)。カレーは上総大久保駅、市原湖畔美術館で移動販売も。民族衣装や語学の体験も開かれている。

 月崎駅徒歩10分の「山登里食堂」では當間一弘、大沼千明夫妻の「とぬま」が地元食材を使ったフードを販売する「ぽのわプロジェクト」を展開。「ぽのわ」は「保存食の輪を広げる」コンセプトの略称だ。

 同食堂は、地域活動のリーダーで「アート×ミックス」に期待しながら逝去した故高山正一さんが経営。遺志を継いだ形になった。

 心地よい竹組みのテラスでいただく、地元で捕獲したイノシシのソーセージ、地元女性らと作った干し野菜のマリネを挟んだシシッチャサンド(700円)は美味。山登里カレー(800円)やスイーツ、ドリンクも素材にこだわる。木曜日定休。11~19時(金・土・日・祝日は21時まで)問い合わせは、電話0436(96)1116。予約可。


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